インターネット家庭教師集団ヘルベテ ブログ

インターネットと無料通話アプリを利用して学習支援をしているNPO法人「インターネット家庭教師集団ヘルベテ」のブログです。 公式サイト https://www.helvete-tutor.org/

【第1回講演会】のご案内

 大変お世話になっております。ヘルベテ理事の茂木です。  ヘルベテでは今年度の締めくくりとして、3月に講演会を催します。  初の講演会となる今回は、「学校教育と現在のわたし」をテーマに、パネル・ディスカッ ションとグループ・ディスカッションを行う予定です。  ヘルベテには学生から社会人まで、多種多様な方が関わって下さっています。普段であれ ば関わりのない領域・立場の人たちと価値観を交換することで、皆様の「学び」のきっかけ を創れたら幸いです。  堅苦しくなく参加者の方々が語り合える場となればと思っております。  ぜひ、お気軽に足をお運びください。

● 日時:2019/3/10㈰ 14:00~16:30 ● 場所:cafeあすなろ:​ http://cafe-asunaro.com/​ 群馬県高崎市鞘町73 JR高崎駅西口より徒歩5~10分 

● ドリンク代:大人700円、学生500円 ※講演会の参加費用は無料となっています。 ※お申込みの際に、注文されるドリンク2つを併せてお教えください。 (詳しくは下記「参加お申込み」参照)。 ※学生はドリンク代に学割が適用されます。​参加の際は学生証をご持参ください​。 学生証が無い場合は、ドリンク代が700円となります。

● 定員:30名

● 次第【前半】パネル・ディスカッション 【後半】グループ・ディスカッション ● 参加お申込み 【QRコードからのお申込み】 右記のQRコードを読み取って頂き、表示されるお申込み フォームに必要事項をご記入してください。 お申込みを確認後、受付メールをお送り致します。

【メール等によるお申込み】 ①氏名 ②ご連絡先 ③ドリンクの注文(2つ) 以上をご記入の上、下記連絡先へお申込み下さい。 mail) ​ info@tutor-helvete.org ℡) 080-1047-9173(茂木)※口頭でお伝えください。 LINE) odekki
https://goo.gl/forms/TQ0cXPXdfhbxOaKi1
または上記のフォームからお申し込みください。

※お申込み期限は3/1㈮とさせて頂きます。 ※お申込みの際に、ドリンクの注文(2つ)の記入のご協力をお願いしておりま す。種類はコーヒー、紅茶、ココアの3種、それぞれホット・アイスを選べます。 1つ目と2つ目が別の種類でも構いません。 2つ目のドリンクは前半と後半の間ぐらいで来る予定となっています。 ● アクセス 電車の場合:JR高崎から徒歩5~10分で来られます。 お車の場合:お店の近くのコインパーキングにお停め下さい。

 ご不明な点がある際には、上記連絡先までお気軽にお問い合わせください。 皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

                            ヘルベテ理事 茂木草介

理事紹介~あいさつにかえて~(茂木理事)

 こんにちは。ヘルベテ理事の茂木草介(もてきそうすけ)です。
 ヘルベテでブログ記事の配信がはじまったということで、生徒や高校生に伝えたいことをあらためて書きたく思います。
 生徒たちに何を伝えたいのかと考えたところ、思い浮かぶのは、健康に生きていって欲しいとか、インフルエンザには十分注意して予防に努めて欲しいとか、上手くいかないことがあっても悲観せず、長い目で見て逞しく生きて行って欲しいということでし。これらが率直な思いです。
 あとは勉強の他に余力があれば、他人に対して「自分はこういうのが好きなんだ!」と表現できる力を養って欲しいですね。

 「自分は〇〇が好きだ」と言う人に対して、なんでそれが好きなの?と聞くと、「そんなことは考えもしなかった」と返答されることが多いと感じます。自分の好きなものって、その人のとても個人的な意見。つまり、主観的なんです。個人的な意見・感想をうまく他人に伝えるのが高校生年代は苦手な印象があります。

 「好きなもの」の理由を自覚しようとすると、自分の好き嫌いの判断基準、つまりは価値観について考えなくてはなりません。その作業はその人の「自分らしさ」を構築することに繋がるんじゃないかと思っています。

 こう言うのは簡単ですが、実際のところ自分が好きなものについて考えること・伝えることってそう簡単ではなく、うまくいかないものだと思います。僕もいろんな場面で難しく感じます。言葉にならない気持ちだってありますしね。
 だからこそ、もっと伝えたい!と思うと言葉を知らなくてはならないことに気づきます。これは読書をしたり勉強したりするきっかけとなると思います。
 また、自分の意見が生じてくると、別の意見を持ってる他者と意見を言い合うこともできるようにもなります。つまり、自分の意見を持つことで、他人の価値観もを知るきっかけも得られると思うのです。そうすると、相乗効果で自分の感受性がどんどん高まり、もっと洗練された「自分」を持てるようになることもあると思います。
そういうわけで、時間のあるときに自分が好きなものについて考えてみたり、誰かと語り合ってみたりすると良いかもしれません。

 

ただしくれぐれも、勉強第一で。

                                  茂木草介

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理事紹介~あいさつにかえて~(秋山理事)

 はじめまして、NPO法人ヘルベテの理事を務めている秋山です。東京でIT/ゲーム関係の仕事をする傍ら、ヘルベテで経営面やIT関連のツール導入/運用などに携わっています。
あいさつがてら、「高校生へ伝えたいこと、をテーマに一筆したためてくれ」というテーマで執筆するためにパソコンの前に座っているのですが、ほとほと困り果ててしまいました。なにせ僕は高校生のみなさんが日々どのように生きているのかをまるで知らないのです。
 僕が高校生の頃は既に携帯電話こそ普及してましたが、まだスマートフォンはありませんでしたし、流行り廃りを含めて情報のスピードも今ほど早くありませんでした。そのため今の時代に10代を過ごす方々とは状況がいろいろ変わってるのではないかと思います。
 例えば、僕が幼い頃は友人と休日に遊びに行く場合には事前に「待ち合わせ場所と時間」を決めておき、当日は相手が来るまでやきもきしたものです。その後、携帯電話が普及し、待ち合わせ場所や到着時間はすぐに連絡できるようになりました(これは僕も経験しています)。今となっては待ち合わせに間に合う間に合わないに問わず、到着確認のLINEがなかなか既読にならないことを憂うような文化圏もあるようです。便利なことはものすごく増えたでしょうが、それに伴って苦労することも同じくらい増えているのではないでしょうか。
 といっても、僕がみなさんの生活を知らないのと同じように、みなさんも十数年前に10代を過ごしたことがないでしょうから、過去と相対的にどういう楽しさや苦労があるかを挙げるのは難しいですよね。なので高校生のみなさん、機会があればいつか、あなた達が今をどう生きているのか僕に教えてください。知らないから、知りたいのです。どんな便利なことを享受していて、どんな苦労があるのか。どんなことに喜んで、どんなことに憤ったのか。そんな話を僕に教えてください。そうして僕に学びを与えてもらえると嬉しいなと思います。
 改めてこの乱雑な文章を読み返すと僕が高校生のみなさんに伝えたかったことは、「高校生から見た大人にも知らないことはたくさんあって、そして知りたい(学びたい)と考えている」ということだったのかもしれませんね。
 学びに終わりはありません。僕たちヘルベテもインターネットという現代の情報通信技術を通じて学習のサポートをしていますが、その本質は「物理的な距離を超えて人と人が交流し、相互に学びを得るために活動している」ということなのかなと考えています。もしこれを読んでくださったみなさんがヘルベテに興味を持ってくださったら、その時は一緒に学びましょう。僕たちの知っていることをお教えするので、あなたたちの知っていることを僕たちにも教えてもらえたら、きっとお互いに素敵な学びが生まれると信じています。
 最初から堅苦しい投稿になってしまいました。今度は僕の大好きなドラえもんの話でもしようと思います。ではまたお会いする日まで。
                        

 

 

 

 

 

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遊びをせんとや生まれけむ(2)大阪港~上海

  出発日の7月20日、大阪港フェリーターミナルについたのは午前9時ごろでした。
 最初の目的地を上海と決めたのは、別に上海に何か特別な思い入れや興味があるからというわけではありませんでした。私は飛行機をなるべく使いたくなかったため、大阪発〜上海行のフェリーに決めたのでした。空を飛ぶのが怖いということも多少はあったかもしれませんが、それよりも私の心を占めていたのは、距離を五感で感じてみたい、という思いがありました。自分が住んでいる場所から、外国まで、どのくらいの遠さがその間に横たわっているのかを、自身の感覚で理解したかったのです。
  
 新しく見えるのに、どこか薄暗くがらんとした待合室の大きな窓からは、これから乗ろうとしている船の横腹がすぐ近くに見えました。青いタラップに、「蘇州號歡迎您」(蘇州号はあなたを歓迎します)と大きく書かれているのを確かめて、これが自分の乗る船だと思うと、安心するのと同時に、心細いような、憂鬱なような気分になりました。大小二つのバックパックを床におろし、クッションにところどころ穴の空いたベンチに腰掛け、財布、腰巻ベルトを確かめ、パスポートとチケットを確かめても、その気分は過ぎ去りません。いまならまだ引き返せる、どうやってここから逃げ出そうか、とさえ考え出す始末です。まっさらなパスポートをページをめくりながら、「本当にこのまま現実から逃げ出すような旅行に出てしまっていいのだろうか…しかし逃げ出すための旅行から逃げ出した先はどこにたどり着くのだろうか…」などと、行き場のない考えが頭で繰り返されていました。

 
 そのとき、不意に声をかけられました。「あなたも、のる?」柔らかな女性の声でした。振り向くと、濃いサングラスをかけ、長い黒髪を後ろに流した50代くらいに見える女性がいました。口元の微笑みが、美しい皺を描いています。とっさに声が出ず、二、三秒ののちに、
「は、はい」とだけ答えると、
「そう、がんばる、のよ」
そう言ってベンチから立つと、その女性は少し離れたところに立っていた短髪でガッチリと体躯の男性のところへ歩いて行きました。あっけにとられて二人の方を見ていると、やがて流暢な中国語の会話が聞こえてきました。二人は夫婦のようでした。
ふと顔を上げてあたりを見回すと、いつの間にか待合室は随分混み合ってきていて、辺りにはさざめきのような、自分の耳にはわからない異国語に満ちていました。船に乗る前から、ここはもう中国だったのでした。

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 出国審査の列に並び、タラップを昇ってフェリーに乗り込むまではあっという間でした。私のチケットは一番安い雑魚寝部屋のもので、部屋には灰色のカーペットが敷かれている他は、隅に布団や枕や毛布が積んであるだけです。左の壁には丸い窓がはめ込んであって、港の向こう岸に立ち並ぶたくさんのクレーンが見えました。その景色が、かすかに、ゆっくりと上下して見えます。船が波に揺られているのです。
ふと周りを見ると、同室の人々もまた、窓から外をのぞいています。出航を前にして、誰もが少なからずわくわくしているようでした。振り返ると、5歳くらいの男の子が、胸の前に小さなリュックを抱えて立っています。彼も外の景色を見たいのでしょう。場所を譲ると、嬉しそうに駆け寄ってきて、私や他の乗客と同じように一生懸命に外を眺め始めました。
「何が見える?」と私は聞いてみました。
窓から目を離して、男の子は不思議そうな目でこちらを一瞬見つめました。そして、パッと駆け出したかと思うと、通路側の床に早くも布団を敷いて寝ていたお父さんらしき人に飛びつきました。二人の中国語の会話が聞こえてきます。お父さんの大きな体に隠れて、彼がこっそり私の方を伺っているのがわかりました。目があって笑いかけると、またさっと隠れてしまいます。

 船が動き出した後、甲板に上がってそこからの景色を見ながら、井上武士の「海」という歌を思い出していました。

うみにおふねを うかばせて
いってみたいな よそのくに

 船は徐々に速度を上げ、大阪港はみるみるうちに小さくなって行きます。いままさに自分は「よそのくに」へ行こうとしている、もはや引き返せない。逃げ道をいくら考えても無駄なことだ。そう思うと、奇妙なことに、かえってさっきまでの不安が和らいでいくのを感じました。そして、かわりにかすかに愉快な、笑いたくなるような感じがやってきました。私は調子っ外れな「海」を口ずさみながら、真夏の強い日差しと吹き付ける潮風の中、港のあった風景がどんどん小さくなってゆくのをしばらくの間見つめていました。

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麦わらの帽子の君が の「の」。

 昨年の大みそかのこと。紅白歌合戦をボケーっと見ていると、「あいみょん」という女性シンガーソングライターが出場していた。ここ数年はあまりドラマなどを見ていないので正直、どんな方か存じ上げていなかったが、名前からの響きからして、

  1. 地下アイドル?
  2. 頭が緩そうなギャル系の女性?
  3. ネット動画発の歌い手?

 だろうと予測し、特に興味を抱いていなかったが、順番になると良くも悪くもその辺にいそうな若い女性がテレビに映る。演奏前のトーク情報によると、広瀬すず白石麻衣乃木坂46)らも彼女のファンであるという。どうやら若い女性に人気らしい。

 いでたちから想像するに、Miwaとか大原櫻子とかのような、アコーステックギターを弾きながら、イマドキの女子大生的な恋愛の歌を歌う姿を想像した。
 
 楽曲「マリーゴールド」が始まる。
 イントロのエレキギターとシャープなアコーステックギターの絡み合う編曲。清涼感とメロディーラインは90年代のj-POPを彷彿とさせ、ノスタルジックな感覚に陥った。スピッツとかマイリトルラバーの曲を聴くような。
 特にサビ

麦わらの帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似てる

 の部分は強烈に頭に残った。歌詞を注視すると「麦わら帽子の君」ではなく「麦わらの帽子の君」と歌っている。この方、天才的だなと思わずうなってしまった。麦わら帽子と麦わらの帽子、この違いはいったい…という違和感を感じる人もやはりいた。

 

 おそらく楽曲を作る際、メロ先で作られるだろうから、歌詞の音数を合わせるために麦わら「の」帽子 という意味の上で揺れがでない助詞を挿入したということなのだろう。ただ、そう考えると別に「あ~麦わら帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる」でも、大差ないように感じる。大サビ部分は

ああ アイラブユーの言葉じゃ
足りないからとキスして

 となっている。この違いって何なの?って考えてみる。「麦わらの帽子の」の部分の歌詞は歌中で映像的な箇所である。そうすると、麦わら帽子と1単語、1文節にするよりも、麦わらの帽子と2文節にすることで、(麦わらという)素材→(帽子の)形と聴き手側への情報伝達がゆっくりと進み、「麦わらの帽子の君」が鮮明に頭の中で立ち上がる。そのことで、「揺れたマリーゴールドに似てる」という次に来る歌詞も印象的に残る、といった流れになっているのではないか。歌詞の映像としての立ち上がりが見事すぎる。逆に「アイラブユー」は、感情に属する言葉なのでそれを強調するためのオノマトペ「ああ」で構わない。

 

  ・・・みたいなことを、元旦の一日かけて考えていた。自分の中で答えが出てスッキリ。

 

 その後、松の内中はあいみょんの楽曲をヘビーローテーションし、インターネットでの情報収集に勤しんだ。

 各方面で「女子学生の共感で人気になっている」という論調で紹介されているが、おそらく、このあいみょんの楽曲にはそれにとどまらず、世代を越えて伝わるパワーがあると思う。

 

 女子学生の共感を持つであろう、彼女自身の本音っぽい歌詞の曲はいくつかある「どうせ死ぬなら」、「貴方解剖純恋歌~死ね~」などだ。これらの楽曲を聴くとその層から真っ先に人気が出たことが頷ける。「死ね、私を好きじゃないのならば」、「どこ見てんの、胸の谷間なら私にもあるし」…あまりにも赤裸々な心情描写が「西野カナ」とかになんとなくのれない女子の心に突き刺さるのだろう。ただ、この作詞の方向性はどこかで、届く限界を迎える。

アラサー男子の私には、正直「女子中高大生の自意識語り」は、それほどまでに刺さらず、過去に聴いた大森靖子倉橋ヨエコと同系統の印象しか残らなかったはずだ。女子中高大生の自意識を代弁するアーティストは各時代時代にいたはずだ。

   しかし、あいみょん がこれらのアーティストと一線を画すのは、歌詞のアプローチの広さである。自分を赤裸々に描くアーティストは常に等身大の自分が限界になる。20代になるにつれ、思春期的な歌詞には無理が出てくるだろうし、メジャーデビューに際して、より大衆的なヒットを狙えば、「あなたに会いたい」、「失恋して悲しい」としか実質的に言っていない薄い歌詞になり尖りがなくなる。

   だが、あいみょんにはそういった行き詰まりを乗り越えていると思う。それは何か。「他者目線に立つことの圧倒的なうまさ」である。彼女はもともと他人(他者性)を描く引き出しが初期から多い。特に楽曲の一人称を変えることで、等身大の自分とは全く違う世界観を持つことに成功している。赤裸々さでなくフィクションを描くことによって自分を乗り越えた自由な作風を可能にしている。 男女の双方の視点が交互に歌われる「分かってくれよ」や大人の男性の心情を描いた「ほろ酔い」などの佳作が多くある。

 


あいみょん - ほろ酔い [slight intoxication]

    そして、メジャーデビュー曲にして自殺した少女を歌った衝撃作「生きていたんだよな」は、少女の思いを推測しながら、湧き上がる自身の感情が見事に表現されており、彼女の他者への想像力の高さを感じさせ大傑作だ。

  


あいみょん / 生きていたんだよな [Live]

 話を「マリーゴールド」に戻す。「麦わらの帽子の君」。いまどき青年誌のグラビアでしかないような空想上の美少女的アイコンが出てくる世界観である。赤裸々な曲ばかり歌っている彼女であったならばこの、ロマンティシズムとノスタルジック全開の路線に、違和感を感じる人もいたかもしれない。しかし、等身大の自分からさえも自由になっている彼女であるからこそ、このような普遍的なロマンチックを探究した描写が可能になるのだろう。

    J-popの最大公約数的な「みんなこんな風なのが好きなんでしょ」ではなく「私はこれが美しいと思うの」その表現を突きつけられていたと感じたとき、私の心はそれに同意したのか、ふと泣きそうになっていた。

    ちなみにマリーゴールド花言葉が「絶望」であることを留意して聴くか聴かないかで、悲しい歌にもなり、希望の歌にもなる。あいみょん自体は花言葉の件は完成後に知ったらしいが、聴き手に解釈が程よく委ねられ、懐の深い名曲だなと感じる。

 

 

小澤直樹

 

ちなみにこのブログは家庭教師集団ヘルベテのブログです。お気軽に勉強の悩みなどご相談ください。

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遊びをせんとや生まれけむ(1)

 

 ヘルベテ関係者のみなさん、お久しぶりです、またははじめまして。ヘルベテで英語を担当している高橋稜典(たかはしりょうすけ)と申します。この度、私自身のアジア旅行記を、こちらに連載することになりました。
旅立ったのは2018年7月、まず上海へ向かい、その後香港、再び中国、台湾、ベトナムカンボジア、タイ、インドを巡り、12月の終わりに帰国しました。

 このブログ連載では、自身の旅の記録を綴っていこうと思います。タイトルは「遊びをせんとや生まれけむ」。

第1回  

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大阪フェリーターミナルにて

 私は平成30年4月に群馬大学を卒業しました。その後アルバイトを

3ヶ月して旅費を貯め、この旅行に出かけたのでした。

 

 就職もせず、進学もせず、どうするつもりなのか、と人に尋ねられるたび、私は決まって「しばらく旅行に行って、遊んでくる」と答えていました。たいてい相手は怪訝そうな顔をして、それでもそれ以上深く聞いて来ようとはしませんでした。「遊んでくる」という言い方は、不都合な質問に対して相手を煙に巻く便利な言い方でした。
 この「遊んでくる」という言葉は、私のものではなくいわば借り物でした。卒業前の大学4年時、全く気乗りしない就職活動の最中、とある面接官から言われたのです。「あなた目が死んでるのよ」だから、「君はもっと遊んで楽しいものを見つけた方がいい」。
 職を求めて行った先で、遊んでこいと言われる。奇妙な気分でしたが、いやに納得させられたたことを覚えています。別の面接で、「最近楽しかった出来事はなんですか?」と問われ、答えに窮してしまったこともありました。その頃、確かにひどく悩んでもいたのです。就活もしたくなかった。さりとて、ほかに何もしたくなかった。それでも、何もしないでいるのは耐えられないような気がしていた。そんな背を焼くような焦りの中で、「遊ぶ」ということは自分の盲点を突かれたように思いました。
 楽しいことをして、遊んで来よう。しかし、何をしたら良いのか。どうせ働く当てもないから、時間も長いこと得られる。そこで思いついたのが、旅に出ることだったのです。一人で外国を好きなように見て回る、それは確かに「遊び」と呼ぶにふさわしいもののように私には思われました。なにより、諸外国を回って見聞を広めるという体で行けば、家族や周りの人々に対して、就職をしないことや、この先の見通しのないことの言い訳も立ち、自身のつまらないプライドも保たれるように思われたのです。

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大阪フェリーターミナル(2)

 


それゆえ、この「遊び」は、このようなわけで始まったのでした。

次回に続く…

 

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ナオキのキモチ

新年のあいさつとラジオの思い出とか

 あけましておめでとうございます。2019年になり、ヘルベテでブログの連載を始めようということになり、僕も理事長としてこの場でいろいろと発信して行けたらなと思います。ところで何を語ろうか?と考えた時、理事長として意識高く「教育のありかただとか、ヘルベテの理念方針だとかを偉そうに書くのも一案ではあるのですが、それはホームページにも書いてあることですし、このブログでは徒然なるままに自分の思ったことや思い出したことを綴っていこうとおもいます。
 タイトルは高校の時のあだ名が「ナオキのキモチ」だったのでそれで行こうかなと…
 


 昨年10月に体を悪くして入院した際、身体測定を受けたのですが、身長が自分の自覚している数値より3㎝ほど伸びてました。この歳になって身体が上に成長していたことにびっくりです。「第3次成長期」が始まるのでしょうか。なら、この第3次成長期に僕は何をすればいいのでしょう。
 第2次成長期の時を振り返ると、中学校時代前半、僕が熱中したのは「ラジオのエアチェック」でした。中学に入るか入らないかの時です、物置から叔父のものと思われる1980年代製の結構高価そうなカセットコンポが発見されました。当時はj-popもまだ元気で。ヒットチャート上の音楽を知っている、聴いていることがクラスの中でステータスになるような雰囲気さえあったように思われます。youtubeiTunesもない時代ですから、音楽を手に入れて聴く方法はCDが一般的でした。今でもそうですがCDはシングル1枚1000円、アルバム3000円と中学生の僕の小遣いではなかなか買えるものではありませんでした。
  `
 そんな状況で手に入れたカセットデッキは僕にとって魔法の機械でした。ラジオから流れてくる音源を録音すれば、最新のj-POPが手に入るのです。AMよりFMの方がステレオ放送で音質がいいこと、某公共放送の番組なら基本的に音源をフルで流してくれることなどを知っていきました。当時、夜9時から10時半まで放送されていた「ミュージックスクェア」に耳を澄ませることが、日課になっていました。親には勉強するという体で自室にこもりパーソナリティーの曲紹介に耳を傾ける。好きなアーティストの新曲、名曲が紹介された途端、間髪入れずに「rec」ボタンをプッシュする。そして曲が終りパーソナリティがしゃべり始める前の一瞬で録音を止める、この作業に一日の前集中力を捧げるような生活が1年半に渡り続きました。クラスの中で僕だけが発売前のミスチルの新曲を聴いている、バンプオブチキンっていうまだ、インディーズのバンドだけどとってもかっこいい音楽を知っている。勉強も運動もそこそこだった僕にとって唯一、優越感に浸れるような趣味だったと思います。それが、高校時代に音楽に熱中することにつながっていきました。
 そして、10時半に番組が終わると、布団にくるまりながらAMに切り替えます。ニッポン放送オールナイトニッポン、もしくは固めな話題を聴きたいときはTBSラジオのアクセスを聴きながら眠りについていました。両方とも知識や興味関心を広げてくれる番組でした。当時、学年1位の成績を誇り国立の高校に進学したAくんも、アクセスを聴いていて、あーだこうだ難しいとおもわれる話題を薄っぺらいく語っていたなんてことを思い出しています。
 ラジオは僕にとって、思い切り背伸びさせてくれるものでした。僕はこの東京の田舎町で知る新しい刺激や秘密の風景を毎晩のように探し求めて、コンテンツの最適化を図り、インプットを得ていたと思います。

 さて、第3次成長期の息吹を感じたところで、2019年はもう一度、背伸びする年にしたいなと思います。ここ2年ぐらいは自分のやれることをとにかくアウトプットすることに終れていたのですが、より質の高いアウトプットを実現するためにも、そろそろもう一度、成長期のような質量ともに高いインプットが必要なのかなと感じました。刺激が欲しいなと感じている今日この頃です。そして、少なからず自分、そしてヘルベテという組織が生徒にとって背伸びを促すことができればと目論んでいます。たぶん、このブログの使命はその点に尽きるのではないでしょうか。
 具体的にいろいろとやりたいことはあるのですが、先日、知人から「小澤さんブログ書いてみなよ」との声を頂きました。恥ずべき不勉強を晒しながらも、手始めにSNSやブログなどで考えたこと、思ったことを書く時間をつくって発信し続けてみようと思っています。
 皆さま今年もよろしくお願いいたします。

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【和訳】QUEEN - Radio Ga Ga