ヘルベテ教師紹介(2) 副代表 草
みなさん、お久しぶりです。
講師紹介記事並び、インタビュアーを担当させていただきます。はると申します。
今後とも、よろしくお願いいたします。
さて、講師紹介第二回!
今回は、副代表 草にインタビューを行いました。
主宰なおきと共に、ヘルベテを起ち上げた彼の熱い思いをうかがいました。
副代表 草
【経歴】
学習院大学 中退
社会人経験を経た後、大学に再入学
【担当科目】
数学、英語、世界史
【性別】
男性
――なぜ、ヘルベテを起ち上げようと思ったのですか。
私は教育熱心な土地ではない田舎出身で、中学校では勉強した覚えがありませんでした。そこから進学校に進学して、生徒に勉強させるような状況に置かれてギャップを感じるようになって。結果、勉強はある程度できるようになりました。けれども、環境が大きいと痛感しました。
そこで、既存の教育の枠に捉われない、新しい学習環境を作っていこうと思いました。
――では、先生のイメージを変えるということでしょうか。
そうですね。普通の社会人とか、例えば大学で文学を専攻していたけど、銀行に就職している。そういう人が持っている能力を活かす場があっても良いんじゃないかと思っています。また、普段働いていると、子供とふれあう機会がありません。自分のプライベートな時間を使って子供と教育的な関わりを持つ。そういう場所があってもいいんじゃないかと思います。
教育というと、普通は学校で行われる教育のことが話題になります。つまり、教育というとそれしかないように思われています。でも、そういう学校での「教育」は、教育の一部に過ぎないと考えています。普通に高校へ通って、自分の進路へ進んでゆけるのはもちろん良いことです。でも、そのように出来ない子もいるのが実情です。色んな子達が学べるための場があって良いと思っています。
――生徒さんを教えていて、楽しいと思うときは?
ヘルベテのやり方では、受け持った生徒さんと一体一で長い間かかわってゆきます。そうすると、互いに話し合って進めてゆくので、人間関係が出来てゆきます。それが楽しいです。普通に生活してたら出会えなかったような子と関われるし、その子たちが予想もしなかった変化、成長を遂げてゆくのを見られます。
また、そうやって来てくれた生徒さんたちに、講師側としては、世の中こんな人たちがいるんだって伝えてゆきたいです。高校生にとって巷の大人とお話しするのは面白いと思うんです。
――運営をしていて感じたことは?
当初思っていたよりも、意外と来る子が多いなという印象も持ちました。ニーズがあるのなら、こういう場があってもいいのかと思います。
――副代表として、一言
あえて今までとは違うところに飛び込んでみたりとか、自分がいかないようなところに行ってみるとか、そういう体験ができれば人生が面白くなるんじゃないかと思います。生徒さんの中に、ヘルベテがそのような体験の出来る場となる人がいたらと願いながら、これからも活動を続けてゆきたいと思っています。
彼の口からあふれ出てくる言葉は、どれも高い温度をはらんでいます。さまざまな知識に裏付けされ、彼の視点によって切り取られた世界は、普段は気にも留めないようなことを思い出させてくれます。
今回は副代表 草を紹介いたしました。
次回は講師 あさりを紹介いたします。
よろしくお願いいたします。
担当 はる